—————think manazuru


先日、NHKワールドのプログラム、DESIGN TALKS plusの「Design Hunting in Kanagawa」の中で
神奈川県の魅力を横浜・箱根と共に真鶴も取り上げて頂くということで
移住をしている私達にも 少し取材をして頂く機会がありました。

ちょうど、昨日2/23〜3/9までオンデマンドでも見られるようになっています。

ガチガチに緊張してしまって、思いを理路整然と話すことの難しさを
しみじみ感じましたが・・ とてもよい思い出になりました。

今回、撮影をして下さったカメラマンさんは、
ほんのわずかな絵にも妥協をせず、灯りと影にもこだわり・・
その連係プレーやお互いを信頼しきった現場風景に
私達は惚れ惚れしてしまったのでした。

そこにはカメラの向こうにあるものを愛おしむ思いがありました。
本物のプロのお仕事ぶりが見られて、大きく深く心に落ちたものがありました。
貴重な経験もさせて頂き、スタッフの皆さんにお会いできたことが何より嬉しく・・

放送された映像を見て、真鶴の美しい場所はもちろん
美の基準を わかりやすく また制令当時の貴重な映像も交えての構成は
真鶴のプロファイルの様で・・ とても素敵なものとなっています。

DESIGN TALKS plus
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/designtalksplus/

—————original wholegarment dress “kikite”

服を作る時、考えます。

どんな方が着て下さるんだろう。
どんな場所で着るんだろう。

どんな気持ちになるだろう。

大げさだけれど
服は、その人そのものにもなったり
一瞬の時間を永遠の思い出として刻んだりします。

自分を喜ばせてあげるように服を着て
クルクルと回ってみたくなったり
ダンスを踊るようにステップを踏みたくなったり

そんな気持ちになれることは
心を健康にしてくれて
悲しい時には薬の役目もしてくるような気がします。

スクランプシャスが服作りを始めた時、
古い時代の手仕事を引き継ぐような
ひとつひとつの手間を惜しまないものを作りたいと思いました。

そうして、ひとつずつ増やしてきた形に加え
ずっと心の隅っこに置いていた
ホールガーメントのニット作りに
とりかかれる日がやってきました。

老若男女
ヒョロリとした人も ふくよかな人も
着心地よく着られて
おすましの場でも、リラックスの場でも

ひとつめは、そんな欲張りな気持ちで
作ってみました。

素材には、ウールとロイヤルベビーアルパカのミックスを。

生後一年以内のベビーから刈り取られた毛より
さらに、産毛のような柔らかな毛を厳選した
稀少なものをロイヤルベビーアルパカと呼びます。

空気を含むような糸作りは、
編み立てから洗い上げによって
フワフワと柔らかな風合いです。

今回は、その貴重な糸を
通常 一着に使う糸量の倍以上を使い
また、イレギュラーな編み方によって
ホールガーメントならではの
面白みの出る形に仕上げました。

素材感の良さ、お召し頂いた際に出る美しいドレープを
ぜひ、味わって頂きたいです。

kikite(利き手)という名前の由来は
皆さんがお召し下さっている中で
少しずつ 感じて頂けたら嬉しく思います。

DRESS BUY >>

—————懐かしいスタイル

happa

2016.10.20
色や形が美しかったり、ユニークだったり
それぞれが集まれば
きっと何かが始まっていく。

ウェブサイトを新しくいたしました。

今まで作ってきたもの
アーカイブとして、写真にまとめたりして
皆さんに楽しんで頂く場になると嬉しいです。

また、新しい思い出 生まれますように。

以前のブログはこちらよりご覧頂けます
mur mur mur

—————umi no awa no dress

uminoawanodress2013
海の泡のドレス
ウェディング展にてゲストドレスとして出展

story
小さな漁村には、ドレスを売っているような店もなく、
東京で暮らす友人の結婚パーティにお呼ばれされた女性が
慌てて、半島で一件だけの仕立て屋に
「海の泡を纏ったようなドレスを作ってね。」と依頼しました。

花嫁にとって、小さな頃から慣れ親しんだ田舎の海を
一緒にお祝いとして届けたいと思ったのです。
そんなエピソードを知った仕立屋は
魚取りの網をドレスの形にして
海の泡に見立てた丸く切った布を一針ずつ一生懸命

縫い止めました。

花嫁と友人の幸せを願って。
line

—————kureyuku sora to umi

umisora
2013
暮れゆく空と海のドレス

定番のボリュームスリーブドレスに
半島から見える海と空の色を落とし込んだひとつ。

フロントの色は、まだ、碧い海が残るハギレワーク
上半身に向かって海の色は暮れゆく空の濃紺に
バックには、もう碧がなく、漆黒の海の色へなりゆく
DSC_0160
素材には カシミヤウールを使も使っています。

(アートピースとしてご覧頂けますが
オーダーの承りは いたしておりません)

line

—————桜の人

今の感謝の気持ちを ここに記しておかねば。
鎌倉でお店をしていた頃に とてもお世話になった
桜の人が8月5日に旅立ちました。

一昨日、突然届いた訃報とお別れの会のファックスに
まだまだ まだまだ 全く若すぎるのに
デザイナーさんとして大活躍されておられたのに・・
まだ気持ちの整理がつきません。

お仕事の繋がりだったはずだけれど、
私達は、なんだか とても可愛がって頂いていたように
感じていたので、
優しい笑顔を思い出してこんなにも心が泣いています。
寂しいです。 悲しいです。

初めてお会いした時、丁寧に丁寧に作品の紹介をして下さいました。
ある時、展示会でディスプレイされた
アンティーク金糸を ウットリ眺めていたら、
側に寄ってこられて「これあげる ふふ」といたづらな笑顔で、
こっそり美しい金糸を手渡して下さいました。
それは、誰も知らない私達だけの秘密でしたね。

いろんな表情がどんどんグルグル現れてきます。
静かに眠るお顔はとても美しくてマリア様のようで、
周りを囲む人たちをまるで守っているようにも見えました。

また、いつでもお会いできると思っていました。
そう信じていた自分たちは、忙しさに巻き込まれて
ほんの少しご挨拶に伺おうと そんなこともできず、
それではダメなんだ。と思い知らされました。

お世話になった方には、一方通行でもいいから、
感謝の気持ちを伝えよう・・
桜の人に、そう教えて頂きました。

また、思い出しては空に感謝の気持ちを届けさせて下さい。
本当に本当に お世話になりました。

—————ファミリー

IMG_2120
2013年の日記を見返したら
ウチに来たばかりの猫ハルの記録ノートの様なものだった。

一年間続いたハル観察日記は
「二階に上がって、いつも通り過ごしている。
窓辺でコックリ、居眠り」
と締めくくられていた。

何かを確信したのか
ここで 心配記録は終わり。

2012年10月1日沖縄生まれ
悲しいんでいる人に寄りそうクセあり
小さな猫ともいえない不思議な生き物

家族になってくれてありがとさん。